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<新興国eye>カンボジアとロシア、原子力協力に向けて討議
2018-03-23 10:52:00.0
2月27日、カンボジア政府とロシア政府はモスクワで会合を持ち、カンボジアに原子力エネルギー情報センターを設立することを促進していくことで合意しました。ロシアは、原子力エネルギー情報センターの建設や必要となるトレーニング等を支援する見込みです。
16年5月17日、フン・セン首相は、ロシアのメドベージェフ首相と会談しました。この際、原子力情報センターの設立に関する覚書、平和目的の原子力利用における協力に関するカンボジア・ロシア共同ワーキンググループの設立に関する覚書等が調印されていました。
カンボジアでは、石炭火力と水力が発電の主力となっていますが、環境問題などもあって、さらなる拡大には課題があるのも事実です。そのような状況にあって、原子力発電は、1つの可能性として検討されているものとみられます。カンボジアではほとんど地震がないことも原子力発電に優位に働くものと思われます。
【筆者:鈴木博】
1959年東京生まれ。東京大学経済学部卒。1982年から、政府系金融機関の海外経済協力基金(OECF)、国際協力銀行(JBIC)、国際協力機構(JICA)などで、政府開発援助(円借款)業務に長年携わる。07年からカンボジア経済財政省・上席顧問エコノミスト。09年カンボジア政府よりサハメトレイ勲章受章。10年よりカンボジア総合研究所CEO/チーフエコノミストとして、カンボジアと日本企業のWin−Winを目指して経済調査、情報提供など行っている。
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