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<新興国eye>トルコ外相、ロシアとの貿易規制の全廃の必要性を強調
2018-03-14 11:51:00.0
トルコのメブリュト・チャブシオール外相は13日、ロシアのタス通信のインタビューで、ロシアとの経済関係を深めるため、二国間の貿易に関する規制を全廃すべきとの考えを明らかにした。
同相は、「これまで両国は天然ガスなどのエネルギーや軍事の分野で協力関係を強化することに重点を置いてきたが、今後は両国の経済関係をミクロやマクロの経済レベルで改善する必要がある」と述べている。
トルコにとってロシアはエネルギーや投資、観光、農業などの分野で主要な貿易相手国となっているが、15年11月24日にシリア国境付近で起きたトルコ空軍によるロシア軍用機撃墜事件を受けて、ロシアは報復措置としてトルコ産の果物や野菜、鶏肉などの生鮮食品や塩などの輸入禁止に加え、両国間を結ぶチャーター便の飛行禁止などを16年1月から実施した。その後、両国間に関係改善が進み、17年5月には果物と野菜の輸入規制が解除されたが、まだ、トルコ産トマトの輸入規制とトルコ人のロシア入国ビザ規制が残されている。
エネルギー分野では、ロシア国営天然ガス大手ガスプロムが今年2月8日に17年5月から建設に着手したロシアとトルコを黒海の海底経由で結ぶ天然ガスパイプラインプロジェクト「タークストリーム」(総延長930キロ超)に対する投資額を従来計画の60億ドル(約6400億円)から10億ドル追加して70億ドルに拡大する方針を示すなど両国の関係改善が進んでいる。
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提供:モーニングスター社




