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<新興国eye>マレーシア中銀、政策金利を維持―市場予想通り
2018-03-08 10:12:00.0
バンク・ネガラ・・マレーシア(中銀)は7日の金融政策決定会合で、市場予想通り、政策金利である翌日物政策金利(OPR)を3.25%に維持することを決めた。
中銀は16年7月会合で景気刺激のため政策金利を0.25%ポイント引き下げたあと、同9月会合から17年11月会合まで8会合連続で金融政策を据え置いたが、金融緩和の程度を正常化するため、前回1月会合で利上げに転じた。
中銀は会合後に発表した声明文で、インフレ見通しについて、「リンギット(マレーシア通貨)相場が前年より上昇することで輸入物価が抑制され、18年のインフレ率は全体的に低下する見通しだ。コアインフレ率の上昇も労働生産性の向上や設備増強投資の効果で緩やかになると思われる」と述べ、前回会合時点に比べインフレ懸念を弱めた。中銀は利上げを決めた前回会合では、「超低金利の状態が長期にわたって続くことによって生じかねない(景気やインフレの見通しに対する)リスクが高まるのを予防的に防ぐことが中銀の金融政策のスタンスとして適切である」とし、インフレ懸念を強めていた。
ただ、前回会合時と同様に、「18年は原油などのコモディティー(国際相場商品)相場が上昇することが予想される。今後のインフレ率は特に、原油価格の先行き次第となるが、原油相場の見通しは依然としてかなり不透明だ」とし、原油の相場変動がインフレ上ブレリスクになるとの見方を示した。
その上で、今後の金融政策の見通しについては、「現在の政策金利水準は金融緩和の状態にあり、低インフレを維持しながら国内経済が着実に拡大し続けることを目指す金融政策スタンスと合致している。引き続き国内景気とインフレの見通しに対するリスクのバランスを見ていく」と述べ、当面、金融政策を現状のまま維持することに含みを持たせた。
景気の見通しについて、中銀は、「マレーシア経済は17年10−12月期の成長率が強い伸びを示した。今後も世界経済の強い成長見通しと輸出に支えられて国内経済は今年も成長の勢いが持続する」と指摘している。
次回会合は5月10日に開かれる予定。
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