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<新興国eye>前週のブラジル株、利益確定売りや原油安で3週ぶり反落=BRICs市況
2018-03-05 12:28:00.0
前週(2月26日−3月2日)のブラジル株式市場は2日のボベスパ指数が前日比0.45%高の8万5761.34となったが、週間ベースでは2月23日終値から1.75%安となり、3週ぶりに反落した
週明け2月26日の指数は9連騰して始まった。週初は海外株高、特にブラジル株に影響を及ぼしやすい米株が堅調となったことや原油高が支援材料となった。
27日は利益確定売り優勢となり、10日ぶりに反落。28日はブラジルの輸出相手国である中国の株式市場が経済指標の悪化で軟調となり中国の景気懸念が強まったことが嫌気された他、米株市場の下落、原油安、ブラジル株に対する高値警戒感などが売り材料となって続落した。
3月相場入りした1日は3日ぶりに小反発し、週末2日も値を上げて続伸した。1日、2月マークイット製造業PMI(購買担当者景気指数)が53.2と前月の51.2を上回ったことが好感された。トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムの輸入を高率関税の適用で制限する方針を示したことから米株市場が軟調となったが、ブラジルのゲルダウやウジミナス(ミナスジェライス製鉄所)などの鉄鋼株はむしろ、海外の同業大手が米国の輸入制限で競争力が低下する分、有利になるとの見方で買われ急伸した。週末2日は国営石油大手ペトロブラスが買われ、指数の上げを主導した。
今週(5−9日)の株式市場は、引き続き米株市場の動向や景気見通し、原油・鉄鉱石などの国際商品相場の動向などが注目される。主な経済指標の発表は5日の2月マークイット・サービス業PMIや6日の1月鉱工業生産、2月自動車生産・販売統計、9日の2月IPCA(拡大消費者物価指数)など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




