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<新興国eye>前週のインド株、米FRB新議長証言や国営銀行懸念で3週ぶり反落=BRICs市況
2018-03-05 10:57:00.0
前週(2月26日−3月1日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の1日終値は前日比0.40%安の3万4046.94と続落し、週間ベースでも2月23日終値比0.28%安となり、3週ぶりに反落した。
週明け2月26日の指数は続伸して始まった。海外株高を受けてインド市場でも買いが優勢となった。また、輸出業者に課税された物品・サービス税(GST)の70%が還付されるとの見通しも支援材料となった。
翌27日は反落し、3月1日まで3日続落した。
27日は不正取引スキャンダルで揺れる国営パンジャブ・ナショナル銀行(PNB)で約17億7000万ドルのほかに、新たに2億ドルの不正取引が発覚したことを受けて銀行株が売られ、指数の下げを主導した。
28日も国営銀行に対する不信感が強まり地合いが悪化した。インド財務省はこの日、国有銀行に対し15日以内に営業監督体制の改善措置を講じるよう指示した他、民間銀行に対しても5億ルピー超の不良債権について不正の有無を調査するよう指示している。また、前日のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)新議長の初の議会証言で利上げペースの加速が示唆され、インドなどの新興国市場から資金が流出する懸念が強まったことも売りを強めた。
3月相場入りした1日は海外株安や原油安が相場を押し下げた。週末2日は「ホーリー祭」の祝日で休場だった。
今週(5−9日)のインド市場は、引き続き国営銀行へのインド財務省の監督強化の動きや景気動向、企業決算が注目される。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




