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新興国ニュース

<新興国eye>ロシア石油大手ロスネフチが米石油大手との合弁事業から撤退か

2018-03-02 11:04:00.0

 ロシア国営石油・天然ガス開発大手ロスネフチは米石油大手エクソン・モービルと合意した戦略提携を年内に解消する見通しとなった。エクソンが2月28日、SEC(米証券取引委員会)に提出した報告書で明らかになったもので、米国とEU(欧州連合)が14年に発動した対ロ経済制裁がその後も一段と強化され長期化していることを理由にあげている。

 ロスネフチはエクソンと13年8月に共同で北極圏ロシア領の南カラ海の3鉱区と黒海沿岸のトゥアプセ大陸棚鉱区を開発する戦略提携で基本合意し、14年4月にはエクソンと戦略提携の具体的な実施項目を定めた合意書に調印した。合意では、両社は南カラ海の3鉱区とトゥアプセ大陸棚鉱区のそれぞれを開発する合弁会社を計2社設立するとした。しかし現状では、14年から導入された対ロ経済制裁の影響で、両社のプロジェクトは大幅に遅れている。

 17年7月16日にはウクライナ東部での政府軍と親ロシア武装グループとの戦闘が終結に向かっていないことを理由に新たな制裁措置を導入され、ロシア開発対外経済銀行(VEB)や国営天然ガス大手ガスプロムの銀行部門であるガスプロムバンクの2金融機関の他、ロスネフチとロシア2位の天然ガス生産大手ノバテクといったエネルギー大手2社は米国金融市場での長期資金の調達が禁止された。

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提供:モーニングスター社