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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、ロシア格上げ観測受け続伸=BRICs市況
2018-02-26 11:13:00.0
前週(19−22日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の22日終値が前日比0.76%高の1301.01となり、前週比でも2.99%高となり、続伸した。週末23日は「祖国防衛の日」の祝日で休場。
週明け19日の指数は6日ぶりに小反落して始まった。米国や中国の株式市場が休場となったことで買い控えが強まる中、欧州株も軟調となったことで売り優勢となった。
20日は反発し、22日まで3連騰した。
20日は小売大手マグニトの自社株買い、および国営天然ガス大手ガスプロムによる自社株買い観測が買い材料となった。
21日はブレント原油先物が1バレル=65ドルを超えたことや、米信用格付け大手のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とムーディーズ・インベスターズ・サービスが23日にロシアのソブリン債の格付けを引き上げるとの観測が支援材料となった。
22日はロシアの格付け引き上げ観測が相場を下支える中、EIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計で原油在庫が減少したことを受けて原油先物価格が66ドルを突破したことで買い優勢となった。
今週(2月26日−3月2日)のロシア市場は引き続き海外の株式動向や原油価格、ルーブル相場の動向などが焦点となるが、S&Pが23日にロシアの堅調な経済・金融見通しを受けて同国のソブリン債格付けを「BB+」から「BBB−」に引き上げ、格付けに対する見通し(アウトルック)を「安定的」としたことから、上値を試す展開となりそうだ。RTS指数は1280−1320ポイントの動きが予想される。相場に影響を与えそうな主な経済指標の発表は1日の2月製造業PMI(購買担当者景気指数)など。また、原油価格に影響を与える27日の米石油協会(API)と28日のEIA(米エネルギー情報局)の週間石油在庫統計も注目される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




