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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、海外株高受け主力株買われる=BRICs市況

2018-02-26 10:55:00.0

 前週(19−23日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の23日終値は前日比0.95%高の3万4142.15と反発し、週間ベースでは16日終値比0.39%高となり、続伸した。

 週明け19日の指数は売り優勢で始まり、翌20日も値を下げ3日続落となった。19日は約17億7000万ドルもの不正取引スキャンダルで揺れる国営銀行2位のパンジャブ・ナショナル銀行が17日に不正関与で2人の行員が逮捕され、19日には不正の温床となったムンバイ支店が閉鎖されたことから7.2%安と急落し、指数の下げを主導した。

 翌20日もパンジャブ・ナショナル銀行が前日に続いて売りを浴び、国営銀行の株価が不安定となる中、ICICI銀行やアクシス銀行などの民間銀行が買われ、指数は下げ幅を縮めた。

 21日は反発。アジア市場の堅調な動きを受けてインド株にも買いが広がった。政府が国営石炭大手コール・インディアによる市場独占から民間参入を認めたことで石炭セクターが買われた他、IT業界団体である全国ソフトウエア・サービス企業協会が今年度(18年4月−19年3月)の業界の輸出高が7−9%増となる見通しを示したことが好感されて、ITセクターが買われた。

 22日は反落。海外市場が軟調となったことや、前日に発表されたFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録で米利上げ懸念が強まりインドなど新興国から投資資金が逃げるとの憶測から売りを強めた。また、この日発表されたインド準備銀行(RBI)の金融政策決定会合(2月6−7日開催分)の議事録でインフレ懸念が示されたことも嫌気された。

 週末23日は反発。海外株高が支援し、インド鉄鋼大手タタ・スチールやナショナル・アルミニウムなど鉄鋼・金属セクターや医薬品セクターの主力株が買われた。

 今週(2月26日−3月1日)のインド市場は、引き続き景気・インフレ動向や企業決算が注目される。主な経済指標の発表は28日の10−12月期GDP(国内総生産)伸び率と2月日経製造業PMI(購買担当者景気指数)、1月財政赤字、1月インフラストラクチャ生産高など。3月2日は「ホーリー祭」の祝日で休場となる。

<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、インドベア<2047>、iSエマジン<1582>

提供:モーニングスター社