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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、海外株高や中銀の追加利下げ観測で3週ぶり反発=BRICs市況

2018-02-19 12:48:00.0

 前週(14−16日)のブラジル株式市場は16日のボベスパ指数が前日比0.28%高の8万4524.58となり、週間ベースでも9日終値から4.48%高と大きく値を伸ばし、3週ぶりに反発した。

 週明け12日と翌13日は「リオのカーニバル」の祝日のため、休場となった。

 取引が再開された14日は指数が4日ぶりに反発して始まり、週末16日まで3連騰した。14日は海外の株式市場が急回復したことや、前の週、カーニバル前に手じまい売りが広がりブラジル株が大幅に下落したことを受けて買い戻しが強まった。また、原油高となったことから国営石油大手ペトロブラスが急騰し、指数の上げを支援した。

 翌15日はブラジル株に大きな影響を与える米株市場が堅調となったことを受けてブラジル市場でも買い優勢となった。また、ブラジル中銀の金融政策決定会合の議事録が公表され、ブラジル経済の回復に加えて、利下げ観測が強まった。追加利下げが企業の資金調達負担を緩和するとの見方が強まり、買い安心感が広がった。

 週末16日は海外市場の株価急伸を好感して、ブラジル株もツレ高となった。また、米商務省が鉄鋼・アルミ製品の輸入に高率関税を導入する方針が伝えられると、ブラジルの鉄鋼・アルミ業界にとっては追い風となるとの見方が強まり、鉄鋼大手のゲルダウやゲルダウ・メタラージカが買われ、指数の上げを主導した。ただ、利益確定売り圧力が強まり、上値は重くなった。

 今週(19−23日)の株式市場は、引き続き米株市場の動向や景気見通し、原油・鉄鉱石などの国際商品相場の動向などが注目される。主な経済指標の発表は19日の1月IBC−Br経済活動指数や23日の2月中旬時点のIPCA(拡大消費者物価指数)とジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)の2月消費者信頼感指数など。

<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、iS新興国<1362>、上場EM債<1566>

提供:モーニングスター社