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<新興国eye>前週のインド株、世界同時株安や国内インフレ加速懸念で続落=BRICs市況
2018-02-13 09:33:00.0
前週(5−9日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の9日終値は前日比1.18%安の3万4005.76と反落し、週間ベースでも2日終値比3.03%安となり、続落した。
週明け5日の指数は売り優勢で、その後も値を下げ7日まで7営業日続落となった。5日は米利上げ加速懸念が強まり、米株が急落したのをきっかけに世界同時株安が進んだことが嫌気された。また、インド準備銀行(RBI)が7日の会合でタカ派姿勢に転じるとの見方が強まりインド株にも売りが広がった。翌6日も世界同時株安の進行で地合いが悪化し、また、インド国内のインフレ加速懸念、さらには前週末に政府が4月から株式投資に対し10%の長期キャピタルゲイン課税を導入すると発表したことも懸念材料となり、売りが加速した。7日はRBIが金融政策決定会合で予想通り現状維持を決定、利下げが見送られたことが嫌気された。
8日はこれまでの相場下落で下値を拾う動きが活発化し反発。
週末9日は海外、特に、アジア株の下落でインド株もツレ安となった。金融大手のICICI銀行や住宅金融大手ハウジング・デベロップメント・ファイナンス(HDFC)などが急落し金融株が売られ、指数の下げを主導した。
今週(12−16日)のインド市場は、引き続き景気・インフレ動向や企業決算が注目される。主な経済指標の発表は14日の1月WPI(卸売物価指数)など。13日はヒンズー教の「マハー・シヴァラートリー」の祝日で休場となる。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




