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<新興国eye>前週のブラジル株、米利上げペース加速観測などを受け7週ぶり反落=BRICs市況
2018-02-05 12:44:00.0
前週(1月29日−2月2日)のブラジル株式市場は2日のボベスパ指数が前日比1.70%安の8万4041.34と急落し、週間ベースでも1月26日終値から1.74%安となり、7週ぶりに反落した。
週明け1月29日の指数は3日ぶりに反落して始まり、30日も値を下げ続落した。30日は欧米市場が軟調となったことや、これまで6週連続で相場が上昇したことから高値警戒感が広がり売り優勢となった。30日は米株軟調となったことを受けて、ブラジル市場では売りが先行したが、前日にテメル大統領がテレビ番組で年金改革法案が2月か3月に議会で承認されるとの見通しを示したこともあり、下げは限定的となった。
31日は3日ぶりに反発し、2月1日も値を上げ続伸。31日は原油価格の上昇で国営石油大手ペトロブラスが上昇した他、17年12月失業率が市場予想を下回ったことが好感された。
2月相場入りした1日は原油価格の上昇が好感されペトロブラスが急騰した他、17年12月鉱工業生産が市場予想を上回ったこと、中国1月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)が堅調となったことなどが買い材料となった。
週末2日は3日ぶりに反落した。ペトロブラスと鉱山大手ヴァーレが急落した他、米1月雇用統計が堅調となり、賃金上昇率も加速しインフレ圧力が高まったことからFRB(米連邦準備制度理事会)による米利上げペースの加速が意識され、資金引き揚げ懸念から売り優勢となった。
今週(5−9日)の株式市場は、引き続き景気見通しや原油・鉄鉱石などの国際商品相場の動向に加え、7日のブラジル中銀の金融政策決定会合が注目される。主な経済指標の発表は6日の1月自動車販売・生産高、8日の1月IPCA(拡大消費者物価指数)、9日の17年12月小売売上高など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




