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<新興国eye>前週のインド株、減税と銀行株の上昇で7週続伸=BRICs市況
2018-01-22 10:18:00.0
前週(15−19日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の19日終値は前日比0.71%高の3万5511.58、週間ベースでも5日終値比2.66%高となり、7週続伸した。
週明け15日の指数は3日続伸して始まった。12日引け後に発表された17年11月鉱工業生産が前年比8.4%上昇と、市場予想の4.4%上昇を上回り17カ月ぶりの高水準となったことや、米証券大手モルガン・スタンレーが顧客向けリポートで、インド経済の成長見通しについて20−22年で平均7.3%増になるとの予想を示したことが好感された。
16日は4営業日ぶりに反落。前日引け後に発表された12月貿易収支で赤字幅が3年超ぶりの高水準となったことが嫌気された他、原油価格が急騰したことで石油精製大手ヒンドゥスタン・ペトロリアムなどの製油株が売られ、指数の下げを主導した。
17日は反発し、週末19日まで3連騰した。17日は、外国人投資家の買い越しが3日連続となったことや、政府がGST(物品・サービス税)の税率を引き下げると伝えられたことが支援材料となった。
18日は国内銀行への外資出資規制が緩和されるとの観測で銀行セクターが買われ、指数の上げを主導した。政府は民間銀行への外資出資上限を現在の74%から100%に、国営銀行については20%から49%に引き上げる見通しだ。
週末19日は前日に続いて銀行株が買われた他、政府が25日からGST減税を中古車や貴金属など29品目と鉱業や石油探査など53のサービスを対象に実施することを決定したことが好感された。
今週(22−25日)のインド市場は、引き続き景気動向やコモディティ(国際相場商品)相場の動などが注目される。主な経済指標の発表の予定はない。26日は「共和国記念日」の祝日で休場となる。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




