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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、海外株高や原油高で4週続伸=BRICs市況

2018-01-15 11:16:00.0

 前週(8−12日)のブラジル株式市場は12日のボベスパ指数が前日比0.02%安の7万9349.12と小反落したが、週間ベースでは5日終値比0.35%高となり、4週続伸した。

 週明け8日の指数は11日続伸して始まった。8日は海外株高でブラジル株にも買いが広がった他、原油価格の上昇で国営石油大手ペトロブラスが急騰、鉱山大手ヴァーレも堅調となって上げを主導し、指数は7万9395ポイントとなり過去最高値を記録した。

 9日は12日ぶりに小反落し、10日も値を下げて続落した。9日は連日の相場上昇で高値警戒感が強まり利益確定売りに押されたが、17年11月小売売上高が前年比5.9%増と市場予想の3.6%増を上回ったことから下値は限られた。10日は17年12月IPCA(拡大消費者物価指数)が前年比2.95%上昇となり、市場予想の2.80%上昇から伸びが加速したことで中銀による利下げ観測が後退したことや、年金改革が遅れるとの懸念が強まり、売り優勢に傾いた。

 11日は3日ぶりに反発。鉄鋼メーカー各社が製品価格の値上げを発表したこと受けて鉄鋼大手のCSNやウジミナス(ミナスジェライス製鉄所)、ゲルダウなどの鉄鋼株が急騰した他、原油先物価格が1バレル=70ドルの過去最高値を付けたことからペトロブラスも急伸し、相場を押し上げた。

 週末12日は米信用格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が財政赤字の解消に不可欠な年金改革の遅れを理由にブラジルのソブリン債格付けを「BB」から「BB−」に引き下げたことを受け、売り優勢となった。

 今週(15−19日)の株式市場は、引き続き景気見通しや原油・鉄鉱石などの国際商品相場の動向などが注目される。主な経済指標の発表の予定はない。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 iS新興国<1362>、上場EM債<1566>

提供:モーニングスター社