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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、中銀の短中期金利引き上げで5週続落=BRICs市況

2017-12-18 09:27:00.0

 前週(11−15日)の中国株式市場は主要指標となる上海総合指数の15日終値は8日終値比0.73%安の3266.14となり、5週続落した。

 週明け11日の指数は続伸して始まった。前の週末に習近平国家主席が中央政治局の会合でビッグデータ(大容量のデジタルデータ)戦略を推進する考えを示したことで、ベンチャー株で構成する深セン創業板指数が急伸したことや、当局が金融機関の資産運用業務の規制強化について、銀行や市場への影響を十分考慮する方針を示したことが好感された。

 12日はFRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策決定会合の結果発表を翌日に控え、予想通り米利上げが決まった場合、中国人民銀行(中銀)が追随利上げに踏み切り、投資家の借り入れコストが上昇するのではないかとの懸念から金融株が売られ、指数の下げを主導した。

 14日は反落し、週末15日も値を下げ続落した。14日は11月小売売上高と11月鉱工業生産額が軟調となったことで景気後退懸念が浮上した他、中国人民銀行が資金供給ツールの一つである中期流動性ファシリティ(MLF)とリバースレポ取引を通じて資金を供給したが、米利上げを受けてそれぞれの短中期金利を引き上げたことから金融引き締め懸念が強まったことも売り材料となった。週末15日は前日の短中期金利の引き上げが引き続き重しとなり利益確定売り優勢となった。

 今週(18−22日)の株式市場では引き続き景気動向やコモディティ(国際相場商品)相場などが注目される。相場に影響を与えそうな主経済指標の予定は18日の11月住宅価格統計など。

<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、南方A50<1576>、iSエマジン<1582>

提供:モーニングスター社